ここでの重要な点は気候と地形である。年間降雨が2,000ミリ以上の多雨地域と1,000ミリ程度の小雨地域にわたっている。地形的には、平地部は熱帯性のスワンプを形成し、排水が悪い上に土壌が強酸性のため作物が育たない。
スワンプの開発で重要なことは、排水促進のための地下水位の設定であり、地表面から40〜70?pの場合は乾きすぎて分解することもなく、日100?o程度の豪雨にも対応できる。スワンプのある場所はスマトラ島の東海岸でシンガポールにも近く舟運の上でも地の利が大きく、今後の開発には大きな効果が期待できるところである。